那覇市中心部にある「第一牧志(まきし)公設市場」が老朽化に伴う建て替え工事を終え、19日にリニューアルオープンした。旧市場は観光名所として人気を集めてきたが、市場関係者は「『市民の台所』という原点も大事にしていきたい」と意気込む。仮設市場での約4年の営業を終え、本土復帰51年目に「沖縄の食文化の象徴」として新たな一歩を踏み出す。
市場前では19日、式典が催され、知念覚(さとる)・那覇市長が「人と人がつながる新しい拠点が歩み出し、那覇の街場の発展のさらなる契機になると期待している」とあいさつ。関係者がテープカットをして祝った。
新たな市場は3階建てで、8…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル